書き起こし方について

■「ケバ取り」

基本的には「ケバ」のみを取り除き、それ以外はおおむね忠実に書き起こします。

インタビューや講演会など、ご発言者様の語り口調やニュアンスを残したいときに最適です。

簡裁記録は「ケバ取り&一問一答形式」

 ※「簡裁記録」は通常、「ケバ取り」+「裁判調書に準じた一問一答形式」となります。


■「ケバ取り」+「整文」

「ケバ取り」処理を施すとともに、誤解を招く無意味な倒置や言い間違いなどは本来あるべき形に正し、読みやすく理解しやすい文章に整えます

また、専門用語等も可能な限りお調べし、完成原稿により近い形で納品させていただきます。

専門用語も高い精度で特定

 ※「医学・薬学系テープ起こし」など専門性の高い分野は、「ケバ取り」+「整文」を基本としつつ、専門用語も高い精度で特定いたします。


■逐語起こし

音声を聞こえたまま忠実に書き起こします。

原則として「ケバ」も含めて文法的な誤りや重複等もそのまま起こしますので、文章としてはやや読みづらくなりますが、事実関係の確認に適しています。

「逐語起こし」は裁判用文書などに適しています


「ケバ取り」で、読みやすいテープ起こし原稿に

文字起こしにおける「ケバ」とは、以下のものを指します。

  • 発言の合間に発せられる「あのー」や「まあ」「えっと」などの語。
  • 意味なく発せられる口癖(「要するに」「けれども」など)
  • 同一表現の連呼(特に意図のない重複)
  • 無意味な相づち(「はいはい」「そうそう」など)

これらをカットし整文を施すことで、読みやすく理解しやすい文章になります。


発言者名の立て方

  • 「先頭1マスあけ」または「天つき(先頭に「○」あり・なし)」、発言者名と発言内容の間に「:」、インタビュアーの発言は先頭に「──」、役職名や敬称の有無など、各種スタイルに対応可能です。
  • ご依頼の際にご指定いただければ、お望みの体裁にて作成いたします(※特にご指定がない場合、内容から判断して最適と思われるスタイルで作成させていただきます)。

表記方法

  • 特にご指定がない場合は日本速記協会の「標準用字用例辞典」(最新版)を基本としつつ、現在一般的に使用されている表記にて原稿を作成させていただきます。
  • 共同通信社「記者ハンドブック」、NHK「新用字用語辞典」などにも対応可能です。
  • その他、特にご指定がある場合はサンプル等をご提供いただだけると大変助かります。